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移籍の裏側!







世界のサッカー移籍市場では、様々な思惑のもと取引が行われている。
クラブ経営陣営や代理人、選手たちはどのような考えをもっているのかを考えたみた。



今夏、最高移籍金の謎



今夏のサッカー移籍市場を賑わせた、ウェールズ代表のギャレスベイル選手。

過去最高金額の移籍金をたたき出したと各メディアが報道しているが、
実際の移籍金額は公表されていない。

ぺレス会長は9100万ユーロ(118億円)と言い、
リーヴィー会長は1億1千万ユーロ(131億円)と、
メディアに発言しているが、なぜ両者にずれがあるのか。

リーヴィー会長としては、ベイルの移籍金を高くして、自分にとってのプラス。
ようは名声を手に入れようとしたと考えられる。

ぺレス会長は、過去最高金額だったCロナウドの、
9600万ユーロ(128億)を超えてはならないという考えをもっていた。

その背景は、Cロナウドがチームの中心選手という立ち位置を、
崩したくないからであろう。

最終合意は移籍市場終了の1日前にして契約され、
その際に決定的な移籍金の発表はなかった。

当時ベイルはこの移籍に関して、重大な発言はしていなかった。

今後、Cロナウドの移籍金をベイルが超えることができたのかは、
発表されることはないだろう。

しかし、今後のベイルの結果次第でその金額に見合った働きをしない場合、
放出も余儀なくされることだろう。



代理人中心の移籍市場



世界で最も稼ぐ代理人として有名なジョルジュ・メンデスは2013年の夏だけで、
Cロナウドの年俸より稼いだというから驚きだ。

彼は世界のトッププレイヤーの交渉を行い、
次々とビッククラブとの契約をもぎ取っている。

だが、代理人の仕事は大変な激務だ。

まずプレイヤーと契約を結ぶため、半ば強引にでもアポをとり、
積極的に契約を行わなければ、仕事がなくなってしまう。

メンデスのように、選手から契約をしてくれと言ってくるようになれば問題はないが、
そんなのは一握りの代理人だけだ。

代理人なくして交渉は進まず、
抱えてる選手のレベルによって交渉のときの武器が多くなり、
サッカービジネスにおいて必要不可欠な要素を全てもっている。

そんな彼らは間違いなく、
移籍市場を裏から動かしていると言っても過言ではないだろう。




表ではサッカー選手はフィールドで、
裏ではクラブや代理人は卓上で激しい戦いを繰り広げている。

そんな移籍市場の裏側を知る事で、それぞれの思惑が垣間見えることができる。
それもサッカーのひとつの楽しみ方ではないだろうか。



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