現在移籍市場で動くマネーや、選手の年俸にかかわる費用などの、
流入流出について考えてみた。
価値あるクラブチーム
米国のフォーブスの選ぶ、”価値あるクラブチーム”のランキングというものがある。
これは、資産などのすべてを加味したうえでランキング付けされるというものだ。
しかし負に落ちないのが、クラブチームの負債がみられていないことだ。
クラブチーム自体の価値をどういった判断でランキングしているのか、
また基準が米国基準なのか、国際基準なのか謎に包まれている。
この判断基準を明確にして、発表してほしいものだ。
価値あるクラブチームランキングには、
1位:レアルマドリード
2位:マンチェスターU
3位:バルセロナ
このようにサッカーファンなら知っているクラブチームが並んでいる。
契約時に必要な費用
移籍する際に選手がクラブチームとの契約が満期であれば、
移籍金(違約金)が発生することはないが、
満期でない場合、高額な移籍金が必要になる。
2013年夏季、最高移籍金額を更新したとされる、ギャレス・ベイル。
約100億円超だと言われている。
高額な移籍金のほかにも、選手の年俸というのも移籍の際に必要な費用のひとつだ。
ここでの提示に選手が合意しなければ、話しが進まない。
獲得したい側の陣営は慎重な年俸提示を行わざるを得ないだろう。
年俸ランキングでは、
1位:サミュエル・エトー(推定22億)
2位:Cロナウド(推定13億8000万)
3位:セルヒオ・アグエロ(13億6000万)
ここでも大金が発生しているが、
一度の移籍でかかる費用がとんでもない金額だという事がわかる。
だが、クラブチームのブランド力向上の為には、
スター選手の確保が大事になってくる。
リーグ優勝の原動力になってもらい、集客力をアップさせる為なら、
高額な移籍金など先行投資払ってしまうだろう。
クラブチームの収益を考えても計算なんてできないが、
間違いなく大金が動いている。
だが、サッカービジネスのひとつとしてスタープレイヤーが、
ひとつのチームに固まるようなことだけはしないでほしいと願う。
このままでは豊富な資金力をもつオーナーなどが現れれば、
それも実現可能であり、否定ができないだろう。
そうならないよう、クラブチーム同士、
切磋琢磨して観客を沸かせてほしいものだ。